IceCola / ButaTobacco
系統…お菓子系 , ミント系
個性的かつ再現度の高いフレーバーを多く出しているButaTobaccoのコーラフレーバー。
Iceとのミックスフレーバーとなっている。
味・再現度…7(10段階)
甘みが少なく酸味が強く、空冷感がある。
やはり空冷感の正体は同社のIceだろう、Ice単品よりは当然吸いやすい。
甘みがアッサリしてて空冷感とケミカル感の少なさから優しい火力で吸うと爽やかコーラで美味しい。
コカ・コーラを飲みながら吸ってみると本物のコーラって甘いんだなぁと思わされる。
シーシャでコーラフレーバーそのものが難しい部類なので、その前提でいけば再現度は高いだろう。
個人的にコーラフレーバー=ケチャップ感フレーバーなんですが、このフレーバーは空冷感と抑えられた甘みからケチャップ感はかなり少ない。
煙の質・作りやすさ…4(10段階)
煙の質・タバコ感はButaの平均、量多めシルキー。
調整がかなり難しい。
というのも並の火力では酸味がガッツリ効いててむせっこい、だが弱火なら酸味がマイルドになって美味い。
序盤をかなり弱めにしてじわじわ上げていくのが正しい使い方で、それを守れば決して難しすぎるということはない。
量の多い煙を出したいというにはかなり難しい。
レモン等の柑橘系フレーバーを上にかぶせてミックスすると安定感が増して使いやすい。
味・煙の持ち…6(10段階)
当然Ice感が先に抜ける、概ね5合目まで吸った辺りで空冷感は消える。
だがその後コーラ自体が持つ酸味が残って爽やかな感じが立ってこれはこれでいい。
甘みがいつの間にか消えていって、最後はButaのタバコ葉の味だけが残る。
総合的に考えると、コーラらしさの爽やかさ(酸味)は持ちがよく、味持ちはButaの平均より少し上、AlFakher等と比べると持ちが悪い。
煙の持ちはButaらしく良好、味が持たずとも煙はよくでる。
筆者の立て方・吸い方による変化
0-20分=アイス感にコーラの酸味
20-40分=アイス感が消えコーラの酸味とほのかな甘み
40-60分=甘みが消えていき酸味がうっすら残るトップ替え推奨。
60-80分=Butaの葉っぱ感が残り煙だけは出る。
ミックス素材評価…6(10段階)
ミックスすると初手はIce、中盤から後半にかけてコーラの酸味という特性を活かして変化がつけれる。
フレーバー強度は4(10段階)※、メインにするなら50%以上入れてあげたい。
ただし、前半のIce感だけは強度強い。
※参考:AlFakherミント:3 AlFakherダブルアップル:7 PureTobacco/FML:10
ミントを加えるならIce感の補助としてクセのない強いミントを加える方がいい。
柑橘系とは当然合うが、コーラを使っているということは「〇〇コーラ」として使いたいという前提があると思うので、基本的にはコーラ5割以上は入れてあげたいとなる。
敢えて酸味足しに使うという手も無くはないが、後半の味抜けを考えると少しパンチは弱い。
フルーツ系全般と相性は良い。ケミカル感のない酸味が生フルーツ感を演出しつつ〇〇コーラとして成立する。
総合評価…7
ButaのIceを上手く使った新しい方向性のコーラフレーバー。
火加減をしっかりやってやればサッパリとした美味しいコーラとして単品でも楽しめる。
味抜けを程よい変化ととれば面白いフレーバーになる。
そもそもコーラやジンジャエールといった炭酸風味を再現するのはどうしても難しい故という評価。AlFakherのコーラを評価しても4or5になると思う。
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